黒にんにくは基本的にクセがないのでそのまま食べることができます。
1日の適量である1～2片を毎日食べると決めて習慣にすると良いでしょう。

それに通常のにんにく同様、黒にんにくは様々な料理に使うことができるので時には調理して食べてみるのもいいかもしれません。

そこで今回は、いくつか調理方法と保存方法なども合わせてご紹介します。

■黒にんにくをサラダにトッピング

黒にんにくをスライスやみじん切りにして、サラダにトッピングするのはかなりオススメの方法です。食感と味のアクセントになるだけでなく彩りも良くなります。
黒オリーブがサラダにトッピングされてるのをよく見かけるかと思いますが、イメージは近いものがあります。

さらに、黒にんにくをみじん切りしたものをドレッシングに混ぜてサラダにかけるだけでより一層美味しくなります。
にんにくのように臭いがきつくないので食べやすく、黒にんにくの栄養もしっかりとることができるので一石二鳥です。

■黒にんにくチャーハン

玉ねぎやにんじん、ひき肉などの通常のチャーハンの具材を炒めたあとにみじん切りにした黒にんにくを入れるだけです。
バターなどで炒めるとにんにくバターのようになります。

そして塩コショウや中華スープの顆粒、醤油などを味付けで入れると、見た目は黒っぽい焦がしチャーハン風になり、味は黒にんにくの風味が程よくきいてとても美味しいです。

その他にも、ハンバーグや餃子の餡、つくねなどに混ぜても黒にんにくの風味が香り美味しく食べられます。黒にんにくは味にクセがあまりないので基本的に色々な料理に合います。皆さんも独自のアレンジ料理を開発してみてはいかがでしょうか？

■黒にんにくの保存方法

おいしくて栄養たっぷりの黒にんにくですが、保存面でも優秀です。
パック売りされている黒にんにくや皮がついたまるごとの黒にんにくは、常温に置いていても半年以上の保存が可能。
今回は常温、冷蔵、冷凍それぞれの保存ポイントについて詳しく紹介していきます。

【常温で保存する場合】
常温保存をする場合のポイントは、高温多湿を避けることです。
高温多湿の環境に放置してしまうとカビが生えたり傷んでしまいます。常温保存をするときは涼しくて風通しのいい、日の当たらない場所で保存しましょう。黒にんにくの保存の適温は15〜25℃くらいなので、夏場は冷蔵庫に入れるのがオススメです。
保存期間は、1〜2ヶ月が目安。それ以上保存する場合は冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。

【冷蔵保存する場合】
梅雨や夏場は黒にんにくが傷んだりカビが生えてしまう可能性が高いので、冷蔵庫での保存が最適です。ジップロックなどに移し替えて保存する際は、密閉せずに袋の口を開けておくと湿気がこもらずに保存できます。
ただ、冷蔵保存した黒にんにくはさらに水分が抜けてしまうので、常温保存のときと比べて少し固めの食感になってしまいます。柔らかめの食感が好みの場合は、早めに食べた方が良いかも知れませんね。
冷蔵庫で保存する場合は、3〜4ヶ月程度保存できます。

【冷凍保存する場合】
品質を落とさずに1年中保存できるのは冷凍保存です。冷凍保存は皮付きのままでも皮を剥いた状態でも問題ありません。
黒にんにくはそもそも水分が少ないので、凍らせてもカチカチにならずにそのまま食べることができます。お好みでシャーベットのように凍ったまま食べたり、解凍してしっとりした食感を楽しんだり、そのまま加熱して料理に加えてもおいしく食べられます。

冷凍保存では半年〜1年程度保存できます。長期間保存したい場合は冷凍するのがいいでしょう。